2009年1月27日掲載
皆さんは、冬のイルミネーションを見に行かれましたか。私は昨年の12月、名古屋にある蘭の館という所のイルミネーションを楽しんできました。多種多様な蘭が見られる蘭のテーマパークなのですが、11月末に、蘭やポインセチアで作ったクリスマスツリーやイルミネーションが見られると聞き、母と出かけました。
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蘭やポインセチアと電飾でできた美しいクリスマスツリーやディスプレーがありました。花の香りが心地よく、赤・オレンジ・ピンクなど色とりどりの花は、ふんわりと心を包み込むような優しい色でした。ミルクティー、シクラメンピアスという名前の蘭もあり、淡く優しい色合いにぴったりの名前だと思いました。七色に光る華やかなツリーには魅了されました。ハンドベルやオルゴールのBGMが美しいクリスマスソングを奏で、ゆったりと心が癒される音色でした。
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イルミネーションと共にリースコンテストも開催されていたようで、展示されたリースの中で気に入ったものに投票できるようになっていました。粘土で花やケーキを作って飾ったリース、花や木の実のリース、お菓子の家のようなリース、ステンドグラス風のリース等様々ありました。私は、漠然と色や形が分かるのですが、母に説明してもらいながらイメージを膨らませて見ると、個性豊かでバラエティーに富んでいる様子を楽しむことができました。一口にリースと言っても様々な飾り方があるのだと知り、私も紙や粘土でオリジナルのリースを作ってみたいと思いました。
子供のための観光名所
視覚障害者は、見えないあるいは見えにくいために、景色を楽しむことや美術鑑賞が困難に思えるかもしれませんが、五感を活用することで私たちならではの楽しみ方もできるのでないかと思います。私は、大きく色がはっきりした物は見えるので、見える限り見ながら、触ることができるものは、手で感触や形をとらえます。においや効果音も雰囲気を味わう手助けになります。周囲の人の説明を聞くことで、イメージをふくらませて楽しんでいます。美術館や博物館で、展示物の説明を聞ける音声ガイドが借りられる場合もあるので、活用しています。絵画に描かれた情景を描写してくれるので、人や景色の様子を思い描くことができます。画家の生涯のエピソードや歴史的背景についての説明は、興味深く聴くことができます。
皆さん、視覚障害者と一緒に旅行や外出に行って美しい物や面白い物を見つけたら、ぜひあなたが感じたままに描写して伝えて下さい。難しく考えないで、「きれいな薄いピンクの花ですよ」「あなたの体くらい大きなテディベアがあるよ」「ミルクティーなんて名前の花があるよ」という感じで、ささいなことでも分かると嬉しく思います。あなたの言葉の絵筆の力で私達の心のキャンバスに景色を描くことができます。
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